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さつまいもを水にさらしすぎるとどうなる?栄養・味・保存の注意点まとめ

さつまいもを水にさらしすぎるとどうなる?栄養・味・保存の注意点まとめ

さつまいもを水にさらしていたら、気がついたら1時間以上経ってた…そんな経験ありませんか?

アク抜きのために水に浸けるのはよくある調理法ですが、実は「さらしすぎる」と栄養や味に影響が出てしまうんです。

この記事では、さつまいもを水にさらしすぎるとどうなるのかを中心に、適切なアク抜きの時間、さらしすぎた場合のリカバリー方法、保存との違いまでわかりやすく解説していきます。

調理で失敗したくない方、栄養を無駄なく摂りたい方は、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

目次

さつまいも水にさらしすぎるとどうなる?影響を徹底解説

さつまいもを水にさらしすぎるとどうなる?栄養・味・保存の注意点まとめ

さつまいも水にさらしすぎるとどうなるのか、栄養や風味への影響について解説します。

  • 栄養が流れ出てしまう
  • 風味や甘さが薄まる
  • 水っぽくベチャッとする
  • 長時間さらすと劣化が進む

順番に詳しく見ていきましょう〜!

①栄養が流れ出てしまう

さつまいもを水に長時間さらしてしまうと、最も気になるのが「栄養素の流出」です。

特にビタミンCやカリウムといった水溶性の栄養素は、水に溶け出しやすいため、長くさらせばさらすほど減ってしまいます。

「健康のためにさつまいも食べてるのに、栄養がなくなってたら意味ないじゃん!」って思いますよね。

アク抜きの目的でさらすのはOKですが、栄養をしっかり摂りたい人は、10〜15分以内に抑えるのがおすすめです。

②風味や甘さが薄まる

さつまいもって、本来すごく甘くて香りも良い野菜ですよね。

でも水にさらしすぎると、せっかくの「甘さ」や「ほっくり感」がどんどん抜けていってしまいます

特に焼き芋や蒸し芋など、シンプルな調理法だと、素材の味が命なので、この変化はかなりもったいないんです。

アクと一緒にうま味まで抜けちゃうのは本末転倒…。風味を残したいなら、さらしすぎはNGです!

「あれ?今日のさつまいも、なんか味がボケてるな…」って思ったら、さらしすぎが原因かもしれませんよ〜。

③水っぽくベチャッとする

さらしすぎたさつまいもって、実際に加熱すると水っぽくてベチャっとなりがちです。

これは、長時間水に浸けたことで、内部まで水分が染み込んでしまい、加熱時にデンプンがうまく働かなくなるため。

もともとホクホク系のさつまいもが、柔らかすぎて煮崩れしたり、モソモソした口当たりになることもあります。

特に煮物やスイーツで「食感」が命なレシピでは、これは致命的!

食べ応えのあるさつまいもに仕上げたいなら、水にさらす時間には注意が必要ですよ〜。

④長時間さらすと劣化が進む

さらに言えば、水に長時間さらしっぱなしにしておくと「鮮度そのもの」が落ちる可能性もあるんです。

水に触れている間に、酸化や雑菌繁殖が進むこともあるため、特に常温放置は要注意!

見た目には問題なくても、なんとなく変なにおいがする、味が変わったように感じる、ということも。

水に浸けっぱなしにして冷蔵庫に入れる場合でも、1日以内に使い切るのが理想的です。

「夜さらして翌日調理」はアリですが、それ以上はおすすめできませんよ〜!

アク抜きの適切な時間と方法とは?

さつまいもを水にさらしすぎるとどうなる?栄養・味・保存の注意点まとめ

アク抜きの適切な時間と方法について、失敗しないやり方を解説します。

  • ベストは5〜15分程度
  • 水の温度や量もポイント
  • 途中で水を変えると効果UP
  • 塩水や酢水でさらに色よく

では、順に見ていきましょう〜!

①ベストは5〜15分程度

さつまいものアク抜きでおすすめの水さらし時間は「5〜15分」が目安です。

この時間内であれば、アク成分はしっかり抜けつつ、栄養や風味の損失も最小限に抑えられます。

特に5分以上さらせば、見た目の黒ずみはかなり防げるので、調理前にサッと浸けておくと安心です。

逆に30分以上になると、ビタミンや甘みが流れてしまうので要注意。

「放置しないで、タイマーで時間を計る」のが失敗しないコツですよ〜!

②水の温度や量もポイント

実は、アク抜き効果は水の温度や量にも左右されます

冷たい水の方がアク成分が溶け出しやすいというデータもあり、氷水まではいかなくても、常温より冷水がおすすめ。

また、さつまいもがしっかり浸るだけのたっぷりの水が必要です。

小さいボウルにぎゅうぎゅう詰めだと、アクが水中に拡散しにくくなり、効果が落ちちゃうんですよね。

大きめのボウルに広げて、軽く混ぜながらアクを出すと◎です!

③途中で水を変えると効果UP

アク抜きをする際、途中で一度水を取り替えることで、さらに効果が高まります。

5分くらいで水が白く濁ってきたら、それはアクが抜けてきた証拠!

そのまま同じ水に浸けておくと、抜けたアクが再吸収されてしまうこともあるんです。

途中で新しい水に変えて、さらに5分さらすことで、よりクリアでクセのない仕上がりになりますよ〜。

ちょっとした手間ですが、味も見た目も格段に良くなるのでおすすめです!

④塩水や酢水でさらに色よく

さつまいもの断面が黒ずむのを防ぐには「塩水」や「酢水」にさらす方法も効果的です。

塩水は水1リットルに対して塩小さじ1、酢水は酢を小さじ1〜2加えたものを使います。

塩の浸透圧や酢の抗酸化作用で、変色が起こりにくくなるんですね。

ただし、酢を入れすぎると風味が変わってしまう可能性があるので注意してください。

特に天ぷらやスイートポテトなど見た目重視の料理では、かなり便利な裏技ですよ〜!

さらしすぎたさつまいもは使える?調理でのリカバリー方法

さつまいもを水にさらしすぎるとどうなる?栄養・味・保存の注意点まとめ

さらしすぎたさつまいもは使えるのか、調理でのおいしいリカバリー方法を紹介します。

  • 味の濃い料理に使う
  • 揚げ物で水分を飛ばす
  • レンチンや焼きで香ばしさUP
  • スープやポタージュに転用する

では、それぞれの使い道を詳しく見ていきましょう〜!

①味の濃い料理に使う

水にさらしすぎて風味や甘みが抜けてしまったさつまいもでも、濃いめの味付けの料理なら美味しく活用できます。

たとえば、カレーや煮物、炒め物などは、しっかりとした調味料の力で素材の淡泊さを補ってくれます。

特に醤油・みりん・砂糖で甘辛く煮付けた「いも煮」や「大学芋風」にすれば、物足りなさは感じにくくなりますよ。

味が染みやすいように、下茹でせず直接味付けするのもポイントです!

②揚げ物で水分を飛ばす

さつまいもが水っぽくなってしまった場合は、揚げ物にして水分を飛ばすのがおすすめ

特に天ぷらやフライにすれば、衣でカリッと仕上がるので、水っぽさを感じにくくなります。

揚げる前には、キッチンペーパーで水気をしっかり拭き取るのを忘れずに!

油でしっかり加熱することで、甘さも引き立ち、ホクホク感もある程度戻ります。

「揚げ物にしちゃえばなんとかなる!」は、料理のリカバリーあるあるですよね〜。

③レンチンや焼きで香ばしさUP

香ばしさを足して風味を補うという方法もあります。

電子レンジで加熱してからフライパンで軽く焼く、もしくはトースターで表面をパリッとさせるだけでも、食感や香りがかなり変わります。

グラタンやキッシュの具材としても相性が良く、水っぽさが気にならない調理法ですよ。

チーズやバター、味噌などの風味の強い食材と組み合わせると、さらに美味しさUP!

「もう捨てようかな…」と思ったさつまいもでも、ちょっと焼くだけで見違えますよ〜!

④スープやポタージュに転用する

さらしすぎてしまっても、スープやポタージュにすれば全く問題なし

水分が多くなった分、ブレンダーやミキサーにかけたときになめらかになりやすく、むしろ向いている調理法です。

コンソメや豆乳、味噌などで味を整えれば、立派な一品に変身しますよ。

冷やしてビシソワーズ風にしてもいいですし、温かくすればホッとする冬の一品にも。

「失敗したさつまいも=スープ行き」というのも、家庭の知恵ですよね〜!

水にさらすと栄養はどれだけ失われるのか?

さつまいもを水にさらしすぎるとどうなる?栄養・味・保存の注意点まとめ

さつまいもを水にさらすことで失われる栄養素とその影響について詳しく解説します。

  • 流出しやすいのはビタミンCとカリウム
  • デンプンや食物繊維はほぼ残る
  • 栄養と見た目のバランスをとる
  • 栄養を逃さないアク抜き術

それでは、見逃しがちなポイントを順に見ていきましょう〜!

①流出しやすいのはビタミンCとカリウム

さつまいもに含まれる栄養素の中で、水にさらすことで特に流れ出やすいのが「ビタミンC」と「カリウム」です。

どちらも水溶性で、しかも比較的安定性が低いため、水に浸けただけでもじわじわと失われていきます。

ビタミンCは抗酸化作用があり、カリウムはむくみ予防に効果があると言われているので、どちらも摂りたい栄養素ですよね。

アク抜きのためとはいえ、30分以上水にさらしてしまうとかなりの量が抜けてしまう可能性があります。

「健康のためにさつまいもを食べる!」という方は、さらす時間に注意してくださいね。

②デンプンや食物繊維はほぼ残る

逆に、水にさらしても失われにくいのが「デンプン」や「食物繊維」です。

これらは水に溶けにくいため、アク抜きの時間くらいではほとんど流れ出ることはありません。

特に食物繊維は腸内環境を整える大事な成分なので、残ってくれるのはありがたいですね。

さつまいもを主食代わりに食べたい場合や、便秘対策として取り入れる方には朗報かも。

ただし、加熱時間が長すぎるとデンプンが崩れやすくなるので、加熱調理にも気を使いたいところです〜!

③栄養と見た目のバランスをとる

「見た目をキレイにしたいけど、栄養は逃したくない…」そんなジレンマ、ありますよね。

そこでポイントになるのが「目的に応じてアク抜き時間を調整する」ことです。

見た目重視の料理なら少し長め(10〜15分)、栄養重視なら短め(5分以内)にするなど、使い分けが大切。

また、さつまいもの品種によってもアクの出方が違うので、品種に応じて時間を変えるのもアリですよ!

一律で「何分が正解!」ではなく、料理と健康のバランスで考えるのがベストです〜。

④栄養を逃さないアク抜き術

栄養を逃さずにアク抜きするためには、「手早く・冷たい水で・広げてさらす」ことが基本です。

さらに、切るサイズを少し大きめにして断面積を減らすと、水に触れる面積が減って栄養流出を抑えられます。

塩水や酢水を使えば、アク抜き効果がアップするだけでなく、短時間で済ませられるので栄養的にも◎。

水を途中で替える方法も、効率よくアクだけ抜くテクニックとしておすすめですよ!

こうしたちょっとした工夫で、「栄養も見た目も両立したさつまいも料理」が楽しめます〜!

さつまいもの保存と水さらしの使い分けテクニック

さつまいもを水にさらしすぎるとどうなる?栄養・味・保存の注意点まとめ

さつまいもの保存方法と、水さらしをうまく使い分けるテクニックについて解説します。

  • 冷蔵保存なら水さらしは短時間
  • 冷凍保存は水さらし不要
  • 切ったらすぐ調理がベスト
  • 忙しいときの前日仕込み方法

調理やスケジュールに応じて、ベストな保存方法を選びましょう〜!

①冷蔵保存なら水さらしは短時間

さつまいもを切った状態で冷蔵保存する場合、水にさらしておくと変色を防ぐことができます。

ただし、このときの水さらしはあくまで「一時的な保存のため」なので、長時間はNGです。

目安は2〜3時間以内。それ以上さらすと、栄養や風味が抜けてしまいます。

冷蔵保存する際は、タッパーなどに入れ、浸けておいた水はしっかり密閉して冷蔵庫へ入れましょう。

翌日には調理するのがベストタイミングです!

②冷凍保存は水さらし不要

さつまいもを冷凍保存する場合は、水にさらす必要はありません。

むしろ水分が多いと冷凍時に霜がついたり、解凍後にベチャっとなってしまう原因になります。

皮をむいて切ったら、ラップに包んでジップ袋に入れるだけでOK。

生のままでも、レンチンしてからでも冷凍可能ですが、使いやすさを考えると加熱してからの冷凍が便利です。

冷凍保存なら1ヶ月を目安に使い切りましょう〜!

③切ったらすぐ調理がベスト

さつまいもは、切ったらなるべく早く調理するのが理想的です。

空気に触れて酸化が始まる前に加熱すれば、栄養も風味も最大限にキープできます。

そのためには、調理の直前に切るように段取りを組んでおくとスムーズです。

どうしても切っておく必要があるときは、軽く水にさらしてキッチンペーパーで包み、冷蔵保存に。

「切る→さらす→調理」は時間をあけずにセットで行うのがコツですよ!

④忙しいときの前日仕込み方法

忙しい朝や当日の調理を楽にするために、前日から仕込んでおく方法もあります。

ポイントは「水にさらしてそのまま冷蔵」が基本。ただし、前述の通り水さらしは短時間で!

一度軽くさらしたあと、水をしっかり切ってラップに包んで冷蔵庫へ。

密閉容器に入れて空気を遮断すると、変色も防げます。

翌朝はそのまま調理するだけでOKなので、時間がないときにもぴったりの準備方法ですよ〜!

まとめ|さつまいもを水にさらしすぎると栄養も風味も台無しに

水にさらしすぎるとどうなる?

  • 栄養が流れ出てしまう
  • 風味や甘さが薄まる
  • 水っぽくベチャッとする
  • 長時間さらすと劣化が進む

さつまいもを水にさらすことでアクはしっかり抜けますが、時間をかけすぎると大切な栄養素や風味が損なわれてしまいます。

特にビタミンCやカリウムは水に溶けやすく、さらしすぎることで本来の効果が薄れてしまうため要注意です。

調理内容や目的に応じて、アク抜きは5〜15分以内を目安に行うことで、見た目と栄養の両立が可能になります。

冷蔵・冷凍保存なども含めて、上手に使い分けながら、さつまいもの美味しさを最大限に引き出していきましょう!

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この記事を書いた人

はじめまして!
「おいもほくほく」管理人のもこです🍠

小さい頃からおいもが大好きで、そのまま食べるのはもちろん、お菓子や料理など、さつまいもを使ったものは何でも試さずにはいられません!

このブログでは、お芋スイーツの紹介や、さつまいものについてなど、さつまいもに関する様々な情報を発信していきます。

同じさつまいも好きの方や、さつまいもをもっと知りたい!という方と一緒に、このブログを通してさつまいも愛を深めていけたら嬉しいです🍠

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