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中身が白くてスカスカなさつまいもは食べられる?原因と対処法を徹底解説!

中身が白くてスカスカなさつまいもは食べられる?原因と対処法を徹底解説!

さつまいもを切ってみたら、中身が白くてスカスカ……。
「えっ、これって食べても大丈夫なの?」「もしかして腐ってるの?」なんて、不安になったことありませんか?

特に秋〜冬の時期、まとめ買いしたさつまいもを久々に使おうとしたら、見た目が変わっていて戸惑う人は多いはず。
実はこの“白くてスカスカなさつまいも”、食べられるケースもあれば、注意が必要な場合もあるんです。

本記事では、「白くてスカスカになったさつまいもは食べられるのか?」という疑問に対して、
安全に見極めるポイントや、スカスカになってしまう原因、美味しく食べる方法、保存のコツまで徹底的に解説していきます。

この記事を読めば、スカスカ芋で悩むことはなくなりますよ!

目次

さつまいもが白くてスカスカでも食べられる?

「中身が白い…しかもスカスカ…。これって食べても大丈夫?」

そんな疑問、不安になりますよね。

まずはその疑問に、ズバッとお答えしていきます!

1-1 食べても問題ない場合

さつまいもの中身が白くてスカスカになっていると、びっくりしてしまうかもしれませんが、必ずしも腐っているとは限りません

保存期間が長くなると、水分が抜けて内部の組織が縮み、スカスカになることがあります。

この状態であっても、カビや異臭がなければ基本的に食べることは可能です。

特に、焼き芋にするとパサパサ感が強調されてしまうため、ポタージュなどにアレンジするのがおすすめ。

ただし、味や食感は明らかに落ちていることが多いため、「おいしいさつまいも」ではなくなっている点は押さえておきたいところですね。

1-2 危険な状態との見分け方

食べられるかどうかのポイントは、「スカスカ」や「白い」こと自体ではなく、ほかの異常がないかどうかです。

たとえば、以下のような状態は危険信号です。

  • 酸っぱいような異臭がする
  • 表面に黒いカビのようなものがある
  • ねっとりとした液体が出ている
  • 手で触るとブヨブヨしている

これらが見られる場合は、中身が白くてもアウトです。

スカスカなのに加えて、こういった変化が出ている場合、腐敗が進んでいる可能性が高いため、口にするのは避けましょう。

特に小さなお子さんや高齢者がいるご家庭では、念には念を入れて判断した方が安全ですね!

1-3 腐っている場合のサイン

「見た目で判断しにくい…」という方は、切ったときの色と匂いに注目してみてください。

腐敗が進んださつまいもは、切ると中から異臭が漂い、変色している場合が多いです。

茶色や黒ずんだ部分が広範囲にあれば、確実に腐っていると考えてください。

また、ドロッとした液体や、糸を引くような感触があったら、食べるのは完全にNGです。

表面がきれいでも、中身が傷んでいることもありますから、加熱前に必ずチェックするようにしましょう。

「ちょっとだけ変だけど…」と迷ったときは、無理に食べずに処分する判断も大事ですね!

1-4 白い粉とスカスカの違い

「白い中身」といっても、実は白い“粉”が出る現象もあります。

これは「ヤラピン」と呼ばれる成分が乾燥したもので、体に害はなく、むしろ腸の働きを助ける成分なんですよ。

なので、白い部分=全てNGというわけではありません。

一方で、「スカスカ」な状態は、主に水分が抜けたことによる劣化。

この2つは似て非なるものなので、見た目だけで混同しないよう注意したいところです。

「白いから捨てる」ではなく、「どんな白さなのか?」でしっかり見極めましょうね!

1-5 食感と味の違いはある?

スカスカになったさつまいもは、どうしても食感が悪くなります。

本来のホクホク感やねっとり感がなくなり、パサパサでモサモサした印象に。

また、糖度も落ちているため、甘みも感じにくくなってしまいます。

食べられなくはないけれど、期待していたおいしさとは程遠いと感じる方も多いです。

ただ、工夫次第で美味しく食べる方法もあるので、次の章で詳しく紹介しますね!

1-6 安全なさつまいもの判断基準

安全に食べられるさつまいもを見分けるポイントは、以下の通りです。

  • 見た目に異常がない(黒カビ、ぶよぶよ感など)
  • 匂いが自然である(酸っぱい臭いや腐敗臭がない)
  • 切ったときに中から異常が見られない
  • 加熱しても異臭や異変が出ない

これらが確認できれば、白くてスカスカでも、食べても問題はありません。

でも、「ちょっと心配だな…」と思ったときは、無理して食べる必要はないですよ。

「もったいない精神」は大切ですが、健康には代えられませんからね。

さつまいもがスカスカになる原因5つ

スカスカになったさつまいもを見たとき、「なんでこんなことに?」って思っちゃいますよね。

実は、スカスカになるのにはちゃんとした理由があるんです。

その原因を5つに分けて、わかりやすく紹介していきます!

2-1 長期保存による乾燥

さつまいもは意外と繊細な野菜で、保存期間が長くなると中の水分がどんどん抜けてしまいます

表面はそのままでも、中だけがジワジワ乾いていって、切ってみたらスカスカ…というケースはとても多いです。

特に秋にまとめ買いしたさつまいもを、冬の終わりまで置いておくと起きやすい現象。

乾燥したさつまいもは、見た目が白くなり、パサついておいしさも激減します。

できるだけ早めに食べるか、湿度や温度をしっかり管理して保存するのがベストですね。

2-2 収穫後の追熟不足

さつまいもは、収穫後すぐには甘くならない野菜なんです。

収穫してから1〜2週間程度「追熟(おいしくなるための時間)」が必要で、その間にでんぷんが糖に変わって甘みが増していきます。

でも、追熟が不十分なまま保存や調理してしまうと、水分と栄養のバランスが崩れ、スカスカの原因に。

特に、家庭菜園で収穫したばかりのさつまいもは、すぐに食べずに少し置くのがポイントです。

おいしく食べるには、ちゃんと時間をかけるのも大事なんですよね!

2-3 加熱時間が長すぎた

実は、加熱のしすぎもスカスカの原因になることがあります。

さつまいもを長時間加熱しすぎると、水分が飛びすぎて内部が縮み、スカスカになるんです。

特に、電子レンジで何度も温め直したり、焼き芋モードで何時間も加熱し続けた場合に起こりやすいです。

また、加熱ムラができると、一部だけスカスカになることも。

2-4 保存温度が低すぎた

さつまいもは寒さに弱い野菜です。

5℃以下の低温で保存すると、低温障害を起こして、組織が壊れてスカスカになる原因になります。

「野菜だから冷蔵庫に入れればいいんでしょ?」と思いがちですが、さつまいもに関してはそれがNG。

冷蔵庫で保存すると、水分バランスが崩れて繊維がスカスカになってしまうんですよね。

室温で、風通しの良い場所で保存するのが基本中の基本です。

冬場でも暖房の効いた部屋に置いておく方が、さつまいもには優しい環境ですよ!

2-5 品種による影響

実は、さつまいもの品種によってスカスカになりやすいものもあるんです。

たとえば、紅あずまや鳴門金時など、ホクホク系の品種は乾燥に弱く、スカスカになりやすい傾向があります。

逆に、ねっとり系の安納芋や紅はるかは、水分が多いためスカスカになりにくいです。

購入時に品種を確認しておくと、スカスカを避けやすくなります。

「最近よくスカスカになるな~」という人は、試しに品種を変えてみるのもアリかもしれませんよ!

白くてスカスカなさつまいもを美味しく食べる方法

「見た目がイマイチだから捨てるしかない…」と思っていませんか?

実は、スカスカになってしまったさつまいもも、工夫次第でおいしく食べられるんです!

ここでは、そんな“もったいないさつまいも”を救済するための、おすすめ調理法を紹介していきます!

3-1 スープやポタージュにする

スカスカで食感が悪くなったさつまいもは、形を崩してしまうのが正解です。

ポタージュスープにしてしまえば、パサつきなんて関係ありません。

バターや牛乳と合わせて滑らかにすれば、むしろ普通のさつまいもよりも軽い口当たりになって、これはこれでアリなんです。

玉ねぎやにんじんと一緒に煮込めば、栄養バランスもアップして満足感もばっちり。

3-2 焼き芋にするのは避ける

焼き芋はさつまいも料理の王道ですが、スカスカな状態のものにはあまり向いていません

水分が抜けているさつまいもを焼くと、さらに乾燥して、パサパサの焼き芋になってしまいます。

せっかく手間をかけても「なんか粉っぽい…」となりがちで、がっかりすることも。

どうしても焼き芋にしたい場合は、ラップに包んで蒸し焼き状態にするなど、水分を逃がさない工夫が必要です。

3-3 揚げ物や炒め物で使う

スカスカのさつまいもは、炒めたり揚げたりすることで旨味が引き出されることがあります。

特に、かき揚げや素揚げにすれば、カリッとした食感で食べごたえが出るので、スカスカ感が気にならなくなります。

甘さが少ない場合でも、塩やバターとの相性が良いので、味付けで十分カバーできます。

炒め物なら、豚肉や鶏肉と合わせると、ボリュームのある副菜に大変身!

余って困ったスカスカ芋も、揚げ物にすればむしろ「おつまみに最高」って感じになりますよ!

3-4 食感を活かしたアレンジ

逆転の発想で、あえてスカスカの食感を活かす料理もアリです。

たとえば、グラタンの具にする、さつまいもサラダに混ぜ込む、パンケーキに練り込む…などなど。

スカスカなぶん、潰しやすくて混ぜやすいので、アレンジ料理には最適です。

甘さ控えめだからこそ、しょっぱい系の味付けとの相性も良く、レパートリーが広がりますよ。

白くスカスカにならないための保存と選び方

スカスカになる前に、ちゃんと対策しておけば、おいしいさつまいもを長く楽しめます。

ここでは、スカスカを予防するための保存のコツや、そもそも傷みにくいさつまいもを選ぶポイントを紹介します!

4-1 冷蔵庫に入れない

まず大前提として、さつまいもは冷蔵庫に入れてはいけません

さつまいもは寒さに弱く、5℃以下になると低温障害を起こしてしまい、繊維が壊れてスカスカになる原因に。

ついつい野菜室に入れたくなりますが、それがNG行動なんですよね。

保存するなら、直射日光の当たらない室内、しかも温度変化が少ない場所がおすすめ。

4-2 湿度と温度の管理

さつまいもは、温度13〜15℃・湿度85〜90%くらいが理想的な環境です。

でもそんな管理、家庭ではなかなか難しいですよね。

そこで便利なのが、新聞紙でくるんで段ボールに入れて保存する方法です。

段ボールは通気性があり、新聞紙が湿度を保ってくれるので、さつまいもにはぴったりの環境になります。

風通しの良い場所に段ボールを置いて、週に一度は中を確認してあげると完璧です。

やってみると意外と簡単なので、ぜひ試してみてくださいね!

4-3 鮮度が高い見分け方

スカスカになりにくいさつまいもを選ぶには、買うときの見極めも超重要です。

まず、皮がしっかりしていて張りがあるもの。表面がしっとりしていて、傷やシワがないものが新鮮です。

次にチェックしたいのが断面。カットされた部分がある場合は、変色していないか確認しましょう。

さらに、さつまいもの“おしり”の部分に黒ずみがあると、そこから劣化が進むこともあるので要注意。

見た目のちょっとした違いを意識するだけで、ハズレを引きにくくなりますよ~!

4-4 正しい追熟の方法

さつまいもは、収穫直後よりも1〜2週間置いた方が甘くなります

この期間を「追熟」といって、おいしさを引き出す大切な工程なんです。

追熟するには、13〜15℃程度の暗くて風通しの良い場所に置くのがベスト。

新聞紙で1本ずつ包み、直接重ねずに箱に並べて保存すると、ムレやカビのリスクも抑えられます。

時間をかけてじっくり糖度が上がったさつまいもは、焼いても煮ても抜群においしくなりますよ。

「ちょっと手間かな?」と思うかもですが、その分、味の違いは歴然です!

4-5 買ってすぐに調理するのもアリ

保存に自信がない人は、買ってすぐに使ってしまうのもひとつの方法です。

特にスーパーで買うさつまいもは、収穫から時間が経っている場合も多いため、早めに食べることでスカスカになる前に楽しめます。

「週末に焼き芋にしよう」とか「すぐポタージュにしちゃおう」など、買った段階で使い道を決めておくと無駄が出ません。

買ったその日に切って冷凍するのもアリ。スカスカ化を防げて、忙しい日の時短にもなります!

まとめ:中身が白くてスカスカなさつまいもは食べられる?原因と対処法を徹底解説!

さつまいもの中身が白くてスカスカでも、異臭やカビ、ブヨブヨ感などがなければ食べられることが多いです。

とはいえ、味や食感は落ちてしまっているため、無理に焼き芋にせず、スープや揚げ物にアレンジするのがおすすめ。

スカスカになる原因としては、保存期間の長さ・低温障害・加熱しすぎ・品種の特徴などが考えられます。

冷蔵庫での保存は避け、新聞紙と段ボールで適切な環境を作ってあげることが、長持ちさせるコツです。

そして、買うときの選び方や、正しい追熟を知っておくことで、スカスカになる前に美味しくいただくことができます。

「白くてスカスカでも、さつまいもは使える」
ちょっとした知識と工夫で、捨てるはずだったさつまいもが、立派な一品に生まれ変わりますよ!

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この記事を書いた人

はじめまして!
「おいもほくほく」管理人のもこです🍠

小さい頃からおいもが大好きで、そのまま食べるのはもちろん、お菓子や料理など、さつまいもを使ったものは何でも試さずにはいられません!

このブログでは、お芋スイーツの紹介や、さつまいものについてなど、さつまいもに関する様々な情報を発信していきます。

同じさつまいも好きの方や、さつまいもをもっと知りたい!という方と一緒に、このブログを通してさつまいも愛を深めていけたら嬉しいです🍠

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